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劇薬レッスン②右足の裏を見ろ

今週の「劇薬レッスン」は、その名の通り「このドリルをすると体に悪い」という意味でもまさしく劇薬です。

どんな人が対象かというと、こんな人です。
     ↓
田中ブログ12-3
①頭が流れる人
②ヘッドアップする人
③フットワークが使えてない人

上記の写真はその三つとも出来てない人ですが、一つでも当てはまる人にやってみてほしいドリルが、私が考案した
打った後に「右足の裏を見る」です。
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田中ブログ12-4

このひとつの決め事で上記の欠点は、すぐ直ります。

すぐに直る理由の一つは、「頭が流れないように」「ヘッドアップしないように」「足が止まらないように」という否定形ではなく、「○○をする」という肯定系で、しかも○○が具体的であるからです。(この場合の○○は右足の裏)

もう一つの理由は、写真を見てわかると思いますが、本当に右足の裏が見えたら直しすぎの形が出来るからです。
上記の二つの写真を足して二で割った形が標準形です。

あらゆる欠点は、直しすぎを恐れていてはいつまでたっても直り切りません。レッスン上手なプロにめぐり合えるかどうかは運命ですが、あなたが「レッスン受け上手」になることは簡単です。それは指摘されたポイントを極端にオーバーに直すことです。ほとんどの場合それでも多分まだ足りません
その時「こんなにオーバーにしたらプロにふざけていると思われるんじゃないか?」との心配は無用です。なぜなら、ほとんどの場合それでも多分まだ足らないからです(二回言うた(#^.^#) )。

たとえば、あなたは年末に銀行から来年のカレンダーをもらった時、ビニールから出してもまだ筒状の丸まったカレンダーをどうしますか? そう、逆に一回巻くでしょ。自分の欠点を直す近道は「直し過ぎ=逆に巻く」事です。練習場で、しっかり逆に巻いておいてください。

最後にもう一つ重要な事、それは冒頭に申し上げた通り、今回の「右足の裏を見る」は、腰痛・首痛が少しでもある方は悪化すること間違いなしです。健常な方でも、少しでも異変を感じたら中止してくださいね。

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