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○割しか知らないこと②ボールの選び方

時々、生徒さんに「ボールは、どんなんがお勧めですか?」と聞かれます。

ボールを、なに使ってもいいところも、ゴルフって自由度の高いと言うか、懐の深いというか、特異かつ素晴らしいスポーツですね。



ボール選びの際、まず大前提となるのが

①グリーンでよく止まる
 スピン系(表面のカバーの材質がウレタン
 
②飛距離がよく出る
 ディスタンス系(表面のカバーの材質がアイオノマー

の2種類の内、どちらにするかです。

この2種類のボールがキャディーバッグの中で、ごちゃまぜになっていると、距離感が養われていきません。

意外とこの事を知らない人が多いのは、どのボールのパッケージにも
「大きく飛んで ピタッと止まる!!」
と書いてあるからです。

正直に
「よう飛ぶけど もひとつ止まらん!!」
とか
「ピタッと止まるけど もひとつ飛ばん!!」
と書いてあれば「はは~ん ボールには2種類あんねんな」と気付いてくれるのですが、
そんなお人好しなメーカーは存在しません。
是非、購入する際にはウレタンカバーかアイオノマーカバーかを見て買ってください。(パッケージの裏に小さ~く書いてあります)

逆に言えば、スピン系ならスピン系の中で、ディスタンス系ならディスタンス系の中で、どのブランドを使っても「距離感」「止まり具合」「アプローチの球の高さ(スピン系の方が低い」は、ほぼ同じですのでキャディーバックの中で混在していても良いと思います。

ちなみに、価格はスピン系がダースで¥3,000~¥6,500、ディスタンス系が¥1,500~¥9,000といったところが実勢価格です。

ディスタンス系の¥1,500でも、名の通ったメーカーの物なら性能はとても高いので充分だと思いますし、
最近のスピン系のボールは、飛距離もディスタンス系に肉薄してますからグリーンでよく止まる分だけ有利とも思います。(プロはほぼ100%スピン系です)

こう書いていくと、よけいに「どっち買うたらええねん」と悩ませてしまいましたね。
じゃあこうしましょう。
あなたは、アプローチで「残り25Y・バンカー越え・ピン手前」の状況で、ライが良い場合、構えた時、
「何が何でもピンそばに寄せたる!」と思うならスピン系。
「バンカー入ったら嫌やから5m位迄ならオーバーでも上出来」と思うならディスタンス系が良いと思います。
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