○割しか知らない事⑥飛ぶドライバー
- 2016/07/27
- 17:39
私もそうなんですが、ゴルファーの悲しい性(さが)のひとつに「道具に頼る」というのがあります。
長年ゴルフをしている人は、だいたいそうです。(自覚している人は少ないですが・・・)
例えば草野球を熱心にしている人で、凡打や三振が続いても「今度発売されるあのバットならもっとヒットが打てるんじゃないか?」
という発想にはあまりなりません。
市民マラソンで速くもないのに、高そうな黒い圧縮サポーターを両足にしているおっさんはだいたいゴルファーです。
憎まれ口ばっかり言うてんと以下本題(#^.^#)
一番よく買い換えるのはドライバーだと思います。「もっと飛ぶ!」と広告されてたら気になりますもんね。
貴方にとって、一番飛ぶドライバーを選ぶ時、大事なポイントは「ロフトの角度」と「シャフトの硬さ」です。
その二つが自分のスイングにあっていれば、弾道が高すぎず低すぎず、丁度良い高さになります。
芯に当たって、ほぼストレートに飛んだ時に「弾道の高さに不満」が無い人は、買い換えても「飛距離はそんなに変わらんな~、前の方が手に馴染んでた分、良かったな~」とだいたいなります。
どこのクラブメーカーとも契約してないから素直な文、書けるわ~
(誤→契約してないから 正→契約してくれるとこないから)
ドライバーの場合、芯に当たって真っ直ぐ飛んだ時にヘッドスピードの5.5倍飛べば、「そのクラブは自分に合っている」と判断して良いです。つまりヘッドスピードが40なら220ヤード(ランを含む)という計算になります。
しかし大半の人は5.5倍に達していません。そこで一番考えられることは「ロフトが合ってない」ということです。
それも、「球が低めだから、もう少しロフトが有る方が飛ぶのに」というパターンが多いです。
男性ゴルファーでよく見かけるのは、10.5度のロフトで球が上がってないのに、買い換える時に又10.5度を買う人です。
何故11度を買わないかといえば「男の沽券にかかわる」からです。
そう、10.5度と11度には0.5度の差しかないのですが、この0.5度の差は「男性ゴルファー」にしか分らない、とてもとても大きな差なのです。若い女の人の○割しか知らないと思いますが、男ってホンマに悲しい生き物なんです。
そんな理由で11度のドライバーはほとんどの人は見向きもしないので、25年程前にアメリカの某一流メーカーがそれまでロフトは「9度・10度・11度」が普通だったのを「8.5度・9.5度・10.5度」にしたところ、10.5度が好評で良く売れたのを機会に世界のメーカーのほとんどが右へならえでドライバーだけコンマ5度のロフトという奇妙な状態が今に至っております。
そして今世紀になってすぐに日本の某一流メーカーが、本当は11.5度のドライバーを10.5度として売り出したところ、本当はそれくらいロフトが有った方が良く飛ぶ人が多いので、口コミで良く飛ぶと評判になり爆発的に売れました。
しかし購入した人はまさかそんな理由で飛ぶようになったとはつゆ知らず
「やっぱりカタログに書いてあった通り、最新のコンピューターで設計されたヘッドと、NASAのロケットでも使用されている素材が配合されているシャフトはよう飛ぶな~。大枚はたいた値打ちあったわ~」
ソレホトンドテレビコマーシャルダイデスカラ~!!(波田陽区 風)
ですので、くれぐれも買い換える際はロフトに注意してご購入下さい。
ちなみにソールに刻印してあるロフトの数字を「表示ロフト」、本当のロフトを「リアルロフト」と業界内では呼びます。メンドクサ~
愛用ドライバー(2年目)「フォーティーン社/ゲロンディーCT315」表示ロフト9度・リアルロフト9.5度

次は10.5度のカチカチ(=ロフト調整機能付き)にしよっかなぁ~
PS : 私の元生徒さんのペンキ屋の大将のD井さんは(ホトンドイウトルガナ)170ヤード位しか飛ばないので、いつも飛ぶドライバーは無いかと探していました。
せっかく最新の高級クラブを持っているのに、3ヶ月に1回位のペースで買い換えます。
そして会うたびに「これええやろ」と見せに来ます。
ゴルフを全くしない奥さんに「今度出たクラブは20ヤード飛ぶねん」と言ってそそくさと買いに行くそうです。
そんなことを10数回繰り返した時、奥さんにこう言われ絶句したそうです。
「アンタ!もう500ヤードは飛んでんのんかい?」
田中プロ ブログ「Golf Wednesday」 毎週水曜日更新!
長年ゴルフをしている人は、だいたいそうです。(自覚している人は少ないですが・・・)
例えば草野球を熱心にしている人で、凡打や三振が続いても「今度発売されるあのバットならもっとヒットが打てるんじゃないか?」
という発想にはあまりなりません。
市民マラソンで速くもないのに、高そうな黒い圧縮サポーターを両足にしているおっさんはだいたいゴルファーです。
憎まれ口ばっかり言うてんと以下本題(#^.^#)
一番よく買い換えるのはドライバーだと思います。「もっと飛ぶ!」と広告されてたら気になりますもんね。
貴方にとって、一番飛ぶドライバーを選ぶ時、大事なポイントは「ロフトの角度」と「シャフトの硬さ」です。
その二つが自分のスイングにあっていれば、弾道が高すぎず低すぎず、丁度良い高さになります。
芯に当たって、ほぼストレートに飛んだ時に「弾道の高さに不満」が無い人は、買い換えても「飛距離はそんなに変わらんな~、前の方が手に馴染んでた分、良かったな~」とだいたいなります。
どこのクラブメーカーとも契約してないから素直な文、書けるわ~
(誤→契約してないから 正→契約してくれるとこないから)
ドライバーの場合、芯に当たって真っ直ぐ飛んだ時にヘッドスピードの5.5倍飛べば、「そのクラブは自分に合っている」と判断して良いです。つまりヘッドスピードが40なら220ヤード(ランを含む)という計算になります。
しかし大半の人は5.5倍に達していません。そこで一番考えられることは「ロフトが合ってない」ということです。
それも、「球が低めだから、もう少しロフトが有る方が飛ぶのに」というパターンが多いです。
男性ゴルファーでよく見かけるのは、10.5度のロフトで球が上がってないのに、買い換える時に又10.5度を買う人です。
何故11度を買わないかといえば「男の沽券にかかわる」からです。
そう、10.5度と11度には0.5度の差しかないのですが、この0.5度の差は「男性ゴルファー」にしか分らない、とてもとても大きな差なのです。若い女の人の○割しか知らないと思いますが、男ってホンマに悲しい生き物なんです。
そんな理由で11度のドライバーはほとんどの人は見向きもしないので、25年程前にアメリカの某一流メーカーがそれまでロフトは「9度・10度・11度」が普通だったのを「8.5度・9.5度・10.5度」にしたところ、10.5度が好評で良く売れたのを機会に世界のメーカーのほとんどが右へならえでドライバーだけコンマ5度のロフトという奇妙な状態が今に至っております。
そして今世紀になってすぐに日本の某一流メーカーが、本当は11.5度のドライバーを10.5度として売り出したところ、本当はそれくらいロフトが有った方が良く飛ぶ人が多いので、口コミで良く飛ぶと評判になり爆発的に売れました。
しかし購入した人はまさかそんな理由で飛ぶようになったとはつゆ知らず
「やっぱりカタログに書いてあった通り、最新のコンピューターで設計されたヘッドと、NASAのロケットでも使用されている素材が配合されているシャフトはよう飛ぶな~。大枚はたいた値打ちあったわ~」
ソレホトンドテレビコマーシャルダイデスカラ~!!(波田陽区 風)
ですので、くれぐれも買い換える際はロフトに注意してご購入下さい。
ちなみにソールに刻印してあるロフトの数字を「表示ロフト」、本当のロフトを「リアルロフト」と業界内では呼びます。メンドクサ~
愛用ドライバー(2年目)「フォーティーン社/ゲロンディーCT315」表示ロフト9度・リアルロフト9.5度

次は10.5度のカチカチ(=ロフト調整機能付き)にしよっかなぁ~
PS : 私の元生徒さんのペンキ屋の大将のD井さんは(ホトンドイウトルガナ)170ヤード位しか飛ばないので、いつも飛ぶドライバーは無いかと探していました。
せっかく最新の高級クラブを持っているのに、3ヶ月に1回位のペースで買い換えます。
そして会うたびに「これええやろ」と見せに来ます。
ゴルフを全くしない奥さんに「今度出たクラブは20ヤード飛ぶねん」と言ってそそくさと買いに行くそうです。
そんなことを10数回繰り返した時、奥さんにこう言われ絶句したそうです。
「アンタ!もう500ヤードは飛んでんのんかい?」
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