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○割しか知らない事⑧クラブの添加物

こんな話を一度や二度は聞いたことがありませんか?

・農家の人は、自分の家族で食べる分を、無農薬で別に作る。
・添加物をたくさん使っている食品メーカーの社長は、自分の家族には自社製品を食べさせない。

この農薬や添加物に当たる物質が、ゴルフクラブにも一つだけ含まれています。
なので以下のような会話が、今日もどこかのクラブメーカーの社長室で交わされているかもしれません。

社長「ウチの息子がゴルフを始めたいと言ってるんだが、クラブを送ってやってくれたまえ」
専務「かしこまりました、手配します。それではさっそく」
社長「ちょっと待ちたまえ、例のアレは入れるんじゃないぞ」
専務「もちろんですとも、言われなくても心得ておりまする」
社長&専務「クッ、クッ、クッ」

例のアレとは・・・それは「ネック内重量物」と呼ばれる、クラブヘッドのネックの中に入っている小さな重りの事です。



250gの5番アイアンのヘッドを、工場で大量生産しようとしたとして、結果的には当然、数グラム程度の個体差は生じます。
なので、252gのヘッドも有れば、247gのヘッドも混ざっています。

247gのヘッドには3gの「ネック内重量物」を入れて250gにして重量を整えます。
その程度の重量物なら気にすることも無いのですが、問題は240gのヘッドが出来てしまっていたらそのヘッドをどうするかです。

良心的なメーカーなら「破棄」します。
しかしその反対のメーカーはどうするか?そう、10gの重りを入れて商品にしてしまいます。

さすがに10g以上の重りをネック内に入れると、ヘッドの性能が変わります。
悲しいかな「ウチは3g以上は使用していません」と胸を張って言えるメーカーのほうが少ないです。

一流プロやトップアマへの支給品には入ってないのに、市販品には入っているなんて
「どうせ君たちには違いが分からんねんから」
と馬鹿にされてる気がしませんか?(コストが低く抑えられる分だけ、安い定価にちゃんとなっていたら、一つの選択肢ですが)

そうとは知らずに
「憧れのあのプロが使っているのと同じクラブを買っちゃった~
と言って、頬ずりしながら抱いて寝ている人もいるはずです。

一番気の毒なパターンは、番手によって「まったく入ってないクラブと、たっぷり入っているクラブが混ざっている」人です。
そんなくらいなら、「全クラブにたっぷり入っているほうがよっぽどマシ」です。

「ナ~ンカ 7番アイアンだけえらいフックするなぁ」
7番だけたっぷり入っているかもしれません。


ネック内重量物を入れずに(あるいは入れても3g程度までに留め)、価格もそんなに高く設定していないメーカーも、少ないとはいえ確かに存在します。
利幅が小さくなるのを覚悟の上で、自分や自分の家族に自信を持って勧められるクラブを作る。
そんなメーカーは応援したくなりますよネ!!


PS : じゃあ逆に255gや260gのヘッドのように「重く出来上がってしまったヘッド」はどうするか?
わざわざ削って軽くするのか、破棄するのか?

工場長「そりゃ~もちろん250gのヘッドを作りたい時は、設計段階から240gを目指して作るのさ。そうすりゃ一番重いのが混ざっていたとしてもそれが250gだから一つも破棄しないで済むのさ」

新入り君「ナルホド!さすが工場長! でもそんなことをしたら230gのヘッドもできちゃうじゃないですか?」

工場長「そんな時は230gのヘッドのネックの中に20グラ・・・・・・・」


以下、次号に続かない
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