名言・格言②ラフと女は金使え

この格言の作者は不明です。
元々は、きっと今で言う「おやじギャグ」だったんでしょうが、意味も語呂も秀逸なので、脈々と言われ続けて 格言並みに昇格した珍しいパターンだと思います。

ラフに入ったら、フェアウエーウッドやユーティリティーを無理して使わずに、アイアン（＝金）を使いましょうという意味ですが、「そろそろ今の時代に そぐわなくなっているんじゃないか？」と感じます。

よくこんなことがあります。
一緒にラウンドしているアベレージゴルファーが、ロングホールのセカンド地点から、ハァハァ言いながら走ってカートに戻ってきて、
「フェアウエーやと思ったらラフやってん」と言いながら、
持っていたウッド系をバッグにしまい、５アイアン１本を抜いて行きます。

そんな時、その走って行く後ろ姿を見送りながら思うのは
「あの人がバッグに戻したFWとUTやったら、５番アイアンよりラフから打ち易いのにナ～。そこそこ球が沈んでてウッド系が無理なんやったら８番アイアン位まで下げんと走って戻ってくる意味無いねんけどナ～」
この状況が、ラウンドレッスンの時だったらそうアドバイスします。

15年くらい前までは現在のように良いショートウッドやUTが無かったので、表題の格言通りでしたが、年々打ち易いそれらのクラブが一般的になっているので、今は少しくらいのラフなら、ウッド系で距離を稼げるいい時代なんですよ。

PS　：　女が金でなびくかどうかは何とも言えない。

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