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どっち派?⑩頭を残すvsルックアップ打法

明けましておめでとうございます
本年もよろしくお願い申し上げます

今年の初ブログのテーマは、インパクト~フォロースルーでの顔の向きです。



    頭を残す
インパクト後も、ボールのあった所を見続ける
     ↓
田中ブログ36-1

一般的には、この「頭を残す」が基本です。
極端に残し過ぎると、ボディーターンが不足したり、首を痛める原因になったりします。




  ルックアップ打法
インパクト前に目標方向を見る
     ↓
田中ブログ36-2

ルックアップすることで、体の回転がスムースになり、「フックが直った」「飛距離が出るようになった」等、ショットが良くなる人もいます。

< 代表例 >
ヘンリク・ステンソン、アニカ・ソレンスタム、朴 仁妃

90年代 半ばから10年以上に渡って女子プロ世界一だったアニカ・ソレンスタムは、無名時代はフックに悩んでいました。
そこで専属コーチにこのルックアップ打法を練習ドリルとして勧められ、それがあまりにもまっすぐ飛ぶのでコースでも毎ショットするようになったそうです。

このように一部の人には効果的ですが、やはりルックアップすると、「インパクトでアドレスの頭の位置を再現するのが難しい」ので、私のレッスン時にお勧めすることはめったにありません。


PS : 隔週のゴルフ雑誌の「ALBA」に、ツアープロコーチ井上透氏のコラム「ゴルフ上達の法則」が始まりました。
これは、井上氏が数か月前から東大ゴルフ部のコーチとして就任し、ほとんどの学生が未経験者というなか、どうやって指導してゆくか?の言ってみれば誌上同時進行のドキュメンタリーです。
東大生が相手だからという訳ではありませんが、相当内容の濃い、そしてシンプルで理路整然とした、井上氏ならではの連載が続いて行くと思います。是非、全てのゴルファーに読んでほしいと思います。特に、ティーチングの勉強中の人は、生涯のバイブルとして永久保存しないと損だよ!! 


田中プロ ブログ 「Golf Wednesday」 毎週水曜日更新!
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