生徒さんとの会話⑤最短で上達するには
- 2017/03/15
- 19:10
Fさん(女性・25歳)は、会社の社内コンペに出場することを目標に、昨年末からゴルフを始め、レッスンに通って頂いています。
数回目のレッスンの時に、こんな会話をしました。
F 「先日、会社の先輩と練習場に行ったんです。その時『テークバックで、もっとよく球を見て』と言われてから、なんか打ち難いんです。そんなに球を見つめるべきなんですか?」
私 「今日、Fさんのスイングを見て、せっかく今まで順調に一歩ずつ上達してきたのに、急におかしくなったなと思ったらやっぱりそんなことがあったんですね。いつも通りで充分よく見てますよ。」
各 生徒さんのスイングを初めて見た時、私の頭の中でその人に合った上達の工程表が浮かんできます。
ハーフスイングを習得してからフルスイングの練習をした方がいい人もいれば、いきなりフルスイングから始めた方がいい人もいますし、腕の振り方を習得してから体の回転を練習した方が良い人もいれば、逆に体の回転を先にした方が良い人もいます。
そこに第三者のレッスンが介入すると、工程表の目論見がパーになりかねません。
例えて言うなら、私が料理をしている最中にちょっと目を離した時、誰かが何らかの調味料を振りかけたようなものです。
その味を消すため、私が予定外の調味料を足したりしている内に、とんでもない味の料理になってしまいます。
Fさんの場合は、そんなに一生懸命にボールを見つめないでいいですよ、と言ったらすぐに元に戻ったのでよかったのですが、中には一度「見る」という事を脳にインプットしたら、これまで無意識に見ていた頃のスイングになかなか戻りきらず、上達が長期間に渡って停滞してしまうケースも有ります。
プロにお金を払ってレッスンを受けるからには、最短で上達しないと意味がありません。
そのためには、誰かに言われたり、レッスン書に書いてあった なるほどと思ったことをやってみる前に、「ここはもうちょっとこうした方が良くないですか?」と、どんどん私にぶつけて下さい。
2回に1回位の確率で「おっしゃるとおり!是非その意識で練習して下さい。」となったり
「それは絶対したらあきませんよ!」となります。
田中プロ ブログ「Golf Wednesday」 毎週水曜日更新!
数回目のレッスンの時に、こんな会話をしました。
F 「先日、会社の先輩と練習場に行ったんです。その時『テークバックで、もっとよく球を見て』と言われてから、なんか打ち難いんです。そんなに球を見つめるべきなんですか?」
私 「今日、Fさんのスイングを見て、せっかく今まで順調に一歩ずつ上達してきたのに、急におかしくなったなと思ったらやっぱりそんなことがあったんですね。いつも通りで充分よく見てますよ。」
各 生徒さんのスイングを初めて見た時、私の頭の中でその人に合った上達の工程表が浮かんできます。
ハーフスイングを習得してからフルスイングの練習をした方がいい人もいれば、いきなりフルスイングから始めた方がいい人もいますし、腕の振り方を習得してから体の回転を練習した方が良い人もいれば、逆に体の回転を先にした方が良い人もいます。
そこに第三者のレッスンが介入すると、工程表の目論見がパーになりかねません。
例えて言うなら、私が料理をしている最中にちょっと目を離した時、誰かが何らかの調味料を振りかけたようなものです。
その味を消すため、私が予定外の調味料を足したりしている内に、とんでもない味の料理になってしまいます。
Fさんの場合は、そんなに一生懸命にボールを見つめないでいいですよ、と言ったらすぐに元に戻ったのでよかったのですが、中には一度「見る」という事を脳にインプットしたら、これまで無意識に見ていた頃のスイングになかなか戻りきらず、上達が長期間に渡って停滞してしまうケースも有ります。
プロにお金を払ってレッスンを受けるからには、最短で上達しないと意味がありません。
そのためには、誰かに言われたり、レッスン書に書いてあった なるほどと思ったことをやってみる前に、「ここはもうちょっとこうした方が良くないですか?」と、どんどん私にぶつけて下さい。
2回に1回位の確率で「おっしゃるとおり!是非その意識で練習して下さい。」となったり
「それは絶対したらあきませんよ!」となります。
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