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レッスン ⑥ 前傾を保つ

球を打つスポーツは、野球やテニスやバレーボール等たくさんありますが、みんな空中に浮いている球を打ちますよね。
地面に落ちている球を打つのは、ゴルフとあとホッケーくらいでしょうか。

なのでゴルフの場合、アドレスでは背骨の「前傾姿勢」が求められます。
そして、フォロースルーまで、前傾を保つ精度が高いほど、芯でヒット出来る確率が上がります。

イメージとしては、地球儀の回転がぴったりです。(脳天が北極、尾てい骨が南極)


前傾を保つコツはフォロースルーでの左尻です。


アドレスの左尻ライン
    ↓
田中ブログ7-1



○ 左尻のラインが保てている 
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田中ブログ7-2



× 左尻がラインから離れている
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田中ブログ7-3



× 左尻がラインからはみ出している
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田中ブログ7-4


離れるのが、線から10センチ以上離れる人は要注意です。

それとは逆に、はみ出す人は、今まで27年で数万回レッスンしてますが、まだひとりも見たことがありません。
ということは、はみ出すくらいの意識が必要な人が意外に多いということです。

さすがにテレビのトーナメント中継で見るトッププロは、ミリ単位できれいに保っていますね。
まれに、少しはみ出している人もいるくらいです。(R・ファウラー、P・リード)


今回のテーマの「前傾を保つ」に限らず、1秒ちょっとの間のゴルフスイングの中には、保てば保つほど良い部分と、動けば動くほど良い部分の2つしかありません。その2つの拮抗が結果としてゴルフスイングです。 
私が感じるその究極は、ローリー・マキロイと全盛期のタイガーです。
絵心のまったく無い私は、世界の名画を見ても何も感じないのですが、両者の動画や連続写真を見ると、その美しさと力強さの融合は最上の芸術だと思い、いつ見ても感動します。 
ゴルフって本当に素晴らしいですね。さよなら、さよなら、さよなら(淀川長治風)
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