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生徒さんとの会話(24)右へ振るつもりで真っ直ぐ

Sさん(42歳・男性)


S 「とにかく、ドライバーが飛ばないので、飛ぶようになりたいんです・・・」

私 「そうですね。ヘッドスピードが41も有るのに、180yしか飛んでないですね。」

S 「ショートアイアンは、人並みに飛ぶんですが・・・」

私 「原因は、左に振ってるからです。マットと平行に振れたら210yは飛ぶはずです。長いクラブ程、左に振ってしまい易いものなんです。」

S 「どないしたら直りますか?」

私 「フォームの矯正では無く、とりあえず、右へ振ろうとしてみて下さい。」

S 「バシッ!・・・ あれっ220y飛んだ!」

私 「そうでしょ。今のでマットと平行に振れています。」

S 「今ので平行ですか?! 自分では相当右へ振ったつもりですけど・・・」

私 「今ので平行です。どちらかと言えば、まだ微妙に左に振ってるくらいです。」

S 「スイングは何を意識したらいいですか?」

私 「何も意識しないで良いです。ただ『右へ振る』だけで良いです。」

S 「自分でモニターを見たら、ダウンスイングで上体の開きが早いし、右脇が締まってないし、フォロースルーで左肘が引けてるのが、かっこ悪いと思うんですが・・・」

私 「右へ振る意識でそれらが全部、自然に治って行くかもしれないので、しばらく様子を見ましょう。ダウンスイング以降の問題点は、自然治癒で治るのが最善です。身体の部位の動かし方を、ひとつひとつ矯正して治すのは、完治するのに時間が数倍かかりますから。」

S 「しかし、それだけのことで、40yもいきなり飛距離UPするなんてびっくりです。」

私 「空手の『板割り』と言うのがあるでしょ。あの時は誰でも、板に直角にパンチしますよね。Sさんは今まで、板を斜め45度の角度からパンチして、『割れへんな~』言うてたんです。」

S 「しかし自分では、極端に右へ振っているつもりが、実はそれで真っ直ぐとはビックリですわ。」

私 「全ゴルファーの50%は生涯 左に振って、真っ直ぐ振ることなく引退します。Sさんも来週のレッスンでは又、左に振るスイングに戻ってしまっている可能性が大です。ですから私に『Sさん!それはナンボ何でも右へ振り過ぎですわ!そこまで右に振れとは言うてませんで~!!』と言わしたろう、をテーマに練習して下さい。」



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